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その指の痛み、使いすぎが原因じゃない?クライマーを悩ませる「ばね指・腱鞘炎」の真実

どうも須田です。

クライマーで国体とかで入賞してすごい患者さんから、
なんで痛めるのかのブログ書きませんか?という要望??があり書いてみました。

多分三弾構成くらいで書き終わるかと思います。

このときは大学生かな?田〇君は痛みが出ると熱心に治るまでちゃんと通ってくれます。
(たぶん隠さなくて大丈夫だよね?HPにのってるし…)

以下本編です。

もくじ

指が痛い

「カチ持ちのしすぎかな…」「レストすれば治るだろう…」

そう思って指の痛みを誤魔化していませんかね?

実は、クライマー特有のばね指や屈筋腱の腱鞘炎は、指先だけの問題ではありません。
その根本原因は、指の筋肉の酷使ではなく「手根中手関節(手のひらの付け根)」にあります。

今回は、巷の接骨院では語られない、クライミングと手指疾患の深い関係について解説します。


1. 「指」はただのフック。負担は「手のひら」にかかっている

多くのクライマーは「指を曲げる力(屈筋)」を使いすぎて炎症が起きると思っています。しかし、実際は構造的な負荷が原因です。

  • 指: ホールドに引っかかっているだけの「フック」
  • 体(腕から下): 自重によって下へと引っ張られる「重り」

このとき、指と体の境界線である「手根中手関節(手のひらの付け根の関節)」には、猛烈な牽引力(引き剥がされる力)がかかっています。

さらに、トラバース(横移動)などのムーブでは、ホールドを保持したまま体が動くため、固定された手首に対して「捻転(ねじれ)」の負荷が加わります。この「強力な牽引 + 捻転」という複合ストレスが、手根中手関節をジワジワと蝕んでいくのです。

※補足:手首の捻転と「肘の痛み」の関係

この手首にかかる回旋ストレスは、実は「クライマーの肘の痛み」の大きな原因にもなっています。こちらについては、また次回以降、ご要望があれば詳しく解説しますね。

2. 「関節のズレ」が炎症の引き金になる

自重による牽引と捻転が繰り返されると、手の内部で以下のような「骨のドミノ倒し」が起こります。

  1. 手根中手関節が上方(甲側)へズレる(上方転位)
  2. その影響で、セットになっている中手骨頭(指の付け根の骨)が下方(手のひら側)へ押し出される(下方偏移)
  3. 押し出された骨が、すぐそばを通る屈筋腱を物理的に圧迫する

これがクライミング中に完成する「腱鞘炎・プーリー炎症」の前段階です。

指を酷使していなくても、ぶら下がっているだけで、あなたの骨は腱を内側から攻撃し始めているのです。

3. 日常生活が「ばね指」を完成させてしまう

恐ろしいのはここからです。

クライミングで「骨が腱を圧迫している状態」が出来上がった後、日常生活で指を伸ばす動作がトドメを刺します。

  • 骨が下にズレた状態で指を伸ばす(伸展)
  • 腱が、下方へ突き出た骨の頭に何度もこすれる
  • 摩擦から守ろうとして、腱にコラーゲンが過剰沈着し、コブ(腫瘤)ができる

↑上記はエコーで見るとよくわかります

これが、指がカクンと引っかかる「ばね指」の正体です。

つまり、岩場だけでなく、登っていない時間の何気ない動きが症状を完成させているのです。


当院からのアドバイス:根本から治すために

アイシングやマッサージで一時的に腫れを引かせても、「関節のズレ」が残っていれば、再発は免れません。

当院では、単なる対症療法ではなく、クライミングの動きによって生じた手根中手関節のアライメント(並び)を整え、中手骨頭の圧迫を解除する専門的な施術を行っています。

  • 指の付け根に違和感がある
  • 朝起きると指が強張る
  • 得意の横移動で指が痛む

そんな方は、手遅れ(パキる)になる前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたのクライミングライフを、構造医学の視点からサポートします。

次回は当院で行う施術方法を紹介します!

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また、いかなる営業に関しましても相談料として3万円を払った後に対応いたします。
送信をした際にその旨を了承したものとします。
今までお手伝い頂いている業者様は適応外ですのでご連絡くださいませ。

以下のような方は当院には向いていません
  • 慢性症状を保険で診てほしい方
  • 長時間気持ちよくマッサージをしてほしい
  • 絶対に一回で治してほしい
    (※症状により治ることもあります。)
  • 『この施術してほしい!』などの注文のある方
  • 精神病院通院中の方
当院が向いている方
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  • 悩んでいる症状をよくしたい方
  • 通院日数が確保できる方
  • 身体の使い方や予防方法まで知りたい方
  • 施術プランにご納得いただける方

梅谷 哲也(うめたに てつや)

生年月日:1977年7月20日

資格および経歴】

柔道整復師
柔道整復学専科教員資格

須田 大貴(すだ だいき)

生年月日:1994年11月25日

資格および経歴】

柔道整復師
ハワイ解剖実習過程 修了

岸本 一真(きしもと かずま)

生年月日:1999年4月29日

資格および経歴】

柔道整復師

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