アトピーの原因とは?

須田先生

こんにちは、尾山台駅前整骨院の須田大貴です。
今日は、アトピーの事についてお伝えします。

実は、ここ半年ほどきくち鍼灸院の菊池先生(@kikurin2017)やATOPIX主催の笹森先生と交流を持つ機会がありました。

僕自身アトピーの治療改善経験はあります。

本格的に最短最速で治す手段がわからずにいたためこれをいい機会に勉強しようと思いました。

ここでは、そのアウトプットとして許可を得て皆さんに情報をシェアできればいいと思っています。

もくじ

本題。アトピーは何故起こっているのか?

以下は、MSDマニュアルからの引用です。

アトピー性皮膚炎の原因は分かっていませんが、遺伝子が関わっており、 喘息や 花粉症とともに、しばしば家系内に遺伝します。アトピー性皮膚炎は、特定の物質に対するアレルギーではありませんが、アトピー性皮膚炎がみられる場合は喘息と花粉症も発症する可能性が高くなります(アトピー三徴候と呼ばれます)。アトピー性皮膚炎は伝染することはありません。

アトピー性皮膚炎の急性増悪を誘発する要因は多数あり、例えば精神的ストレス、気温や湿度の変化、皮膚に黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureusがみられること、特定の空気中の粒子(チリダニ、カビ、動物のフケなど)、一部のスキンケア製品(化粧品、香料、強力な石けんなど)、発汗、刺激を与える衣類との接触(特にウール製品)などがあります。乳児では、食物アレルギーによってアトピー性皮膚炎が誘発されることがあります。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/17-%E7%9A%AE%E8%86%9A%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E3%81%8B%E3%82%86%E3%81%BF%E3%81%A8%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%82%8E/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E6%80%A7%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%82%8E-%E6%B9%BF%E7%96%B9
アトピーの患者さん

え,,,わかってないんですか?

そうなんです、分かっていないんです。

そもそもアトピーの語源とは

アトピーの語源は、ギリシャ語で【奇妙な】【不思議な】という意味を持っています。

そうなんです、古代から現代まで原因がわかっていないのです。

そこで私たちが考えるのは、全身の慢性的なの炎症が皮膚にも表れている状態です。

アトピーの<br>患者さん

慢性的な炎症??
例えば、どんなことが原因で起きるんだろう。

慢性炎症の炎症とは?

体の中が炎症物質であふれかえってしまっている状態です。

もう少し詳しくいうと、炎症の原因が絶えず体に炎症となる刺激を与え続け尚且つ、炎症を鎮めるホルモンを体の中で作れていないという事が人体で起こっています。

では、なぜ炎症が続いているのか?

それは、

  • 継続的に炎症の原因となる炎症物質を摂取(食べて・飲んで)いる
  • 血糖値が不安定でコルチゾルの働きが悪い
  • 心理的ストレスによるアドレナリンが出ていない
  • そもそも炎症を止めるホルモンの材料となる栄養素がない
  • 慢性的な睡眠不足
    など、これらが主な原因となっています。

これら全身に起こった慢性的な炎症で作られた炎症物質の症状が皮膚にも表れているという風に考えています。

まとめ・個別解説は次回のブログで

当院では、

須田先生

慢性的な炎症で作られた炎症物質の症状が皮膚にも表れている

という思考の元、患者さんの治療に当たっています。

人によって慢性炎症の原因は違います。そのため、一人ひとり丁寧な診察と対話を心掛け施術家と本人・家族で協力しながら診療を行う必要があります。

いかにその時の体の状態を良くしても、また日常生活で悪い習慣を継続してしまうと施術効果が表れなくなってしまいますからね。

患者さんと施術家がよく話し合い、習慣を変えながら一緒のゴールを向いて治療を行うことでいい結果を生むことができます。

おわりに

アトピーって治療すると、顔が変わることがあります。(人によりますが)

その理由は炎症による浮腫みと赤みが取れるからです。

炎症物質は血管の充血反応(赤み)と細胞の中に水貯めて浮腫みを生じます。
また、後々書くステロイドは皮膚が薄くなり薄くなります。
皮膚が赤くて薄いのにその下には水が溜まっている状態で、シットリはしていないのに皮膚の下は水(浮腫)でパツパツみたいな感じになってます。

それが治ってくると、『違う顔』があるんですよね。

治るとどんな顔してるんだろーと患者さんと楽しみにしています。

おわり

もくじ