逆説 消化不良を作るにはどうすればいいか??

どうもこんにちは、須田です。

逆説的に考えることは、時に解決策を生むと思っています。

出典:ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョでも言われているので、間違えありません。

患者さんの症状でも分からない!!なんてことはたまにあります。

成り立ちがわからない
1.患者さん自身がわからない何か悪いことをしている
2.こちらに話していないことがある
→さらけ出したくない心理的コンプレックス→交感神経
3.良かれと思っているから言っていないが、実は間違えたことをしている
ということもあります。

そういう時は、

岸本先生

この患者さん、どうやったらもっと悪くできるかな??

とサイコパス的な思考を巡らせています。

一つの答えを追っていくのではなく、複数の可能性を一つの答えに集約してくイメージです。

なので、今回はどうすれば消化不良を起こせるのかを僕の脳内をさらけ出しましょう。

岸本先生

僕を身代わりにサイコパスなことを言わせないでください…。

須田先生

別にいいだろ。

もくじ

消化不良の作り方の其の① 噛まなきゃいい

食べ物を噛むと唾液が出てくるのは言うまでもないのですが、唾液には素晴らしい作用がたくさんあるのです。

とりあえずこれくらいあげておきます。

1. アミラーゼ (Salivary Amylase)
  • 役割:アミラーゼは、デンプンを分解して小さな糖分子に変える酵素です。ご飯やパンを食べたとき、この酵素が最初に働いてくれるおかげで、消化がスムーズに始まります。

アミラーゼ以外に糖質を分解できる消化酵素は、膵臓にあるアミラーゼです。

唾液が出ないということは、膵臓に負担をかけるということになりますから消化不良を起こします。

2. リゾチーム (Lysozyme)、 ペルオキシダーゼ (Peroxidase)、ヒスタチン (Histatin)
  • 役割:リゾチームは、口の中の細菌を退治する酵素です。細菌の細胞壁を壊してくれるので、口腔内の感染予防に一役買っています。
  • 役割:ペルオキシダーゼは抗酸化作用があり、細菌やウイルスから口の中を守ってくれます。
  • 役割:ヒスタチンは、口の中の小さな傷や口内炎の治りを早くする酵素です。また、抗菌作用もあるので、口腔内の健康を守ります。

実はこいつらがいないと、内臓の中がカビだらけになるんです。

というのも、体に害のある酵母=カビの繁殖地は唾液で殺されます。

それができないと、腸内にいるカビは喜んで繁殖しまくります。

下腹ポッコリの出来上がり

3. リパーゼ (Lingual Lipase)
  • 役割:リパーゼは、脂肪を分解する酵素です。特に赤ちゃんのミルクの消化に重要で、大人でも少しずつ働いてくれています。

だから赤ちゃんって唾液の量が多いのかなーと勝手に想像しています。

そもそも、噛むべき歯がない&内臓がまだ未成熟なので消化不良を起こしやすい。となれば発達している唾液腺を使えばいい。

なるほど頭がいいな赤さんは。

と思ってみています。

つまり、噛む回数が少ないと

雑菌がわんさか増殖して、血糖値が爆上がりするんです。

唾液の中には殺菌できる酵素も糖を分解する酵素もあります。
噛む回数が少ないと、唾液が出ないため消化の一段階目がなくなるのです。結果的に、次の内臓(膵臓、胆嚢)が負担に負担をかけることになります。短期間ならいいかもしれませんが、長期間それが続けば消化不良待ったなしです。

消化不良の作り方其の2 食事中に飲み物がぶを飲む

これは結構やってる人も多いし、須田に注意されている人も多いのではないのでしょうか。

食べ物と消化の過程とは、

場所役割
口腔咀嚼、糖質の消化
胃液を使ったタンパク質の消化
十二指腸糖質 タンパク質 脂質のしょうか→小腸で吸収
大腸水分 ミネラルの吸収

という感じになっています。

なぜがぶ飲みが良くないかと言いますと、飲み物で胃液が薄まってしまうからなんです。

実は、胃液が薄まると胃本来の消化はもちろんのこと、その後に続く十二指腸での消化が悪くなります。特にタンパク質の未消化は腸内の腐敗を招きます。

消化酵素サプリを飲む前に、こういうことにも気を付けましょう。

今度?続きをおつたえします^^

ではまた。

もくじ